金行政書士事務所

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2018年7月6日金曜日

ソウル・江南区の外国人医療観光客 2年連続7万人超え=日本人増加

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市江南区は4日、昨年の外国人医療観光客が7万2346人に上り、2年連続で7万人を突破したと明らかにした。

 同区などが発表した統計によると、江南区の昨年の外国人患者による診療収入は2400億ウォン(約238億円)を達成した。

 昨年韓国を訪れた医療観光客は32万1574人で、江南区はこのうち最も多い22%を誘致した。2位は京畿道の3万9980人、3位は大邱広域市の2万1867人だった。

 昨年は、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発した中国が韓国への団体旅行を事実上禁じる措置を取った影響で、外国人患者は前年比12%、診療収入は同26%減少した。

 一方で江南区で診療を受けた患者数は前年比5.2%減にとどまり、複数回訪問を含む延べ患者数は同28.3%増の14万6700人と、江南区を再訪する外国人患者が多いことが分かった。

 江南区を訪れた外国人医療観光客の国籍は中国が2万9527人(全体の40.8%)で最も多く、米国8180人(11.3%)、日本6804人(9.4%)、カザフスタン3628人(5.0%)、ロシア3119人(4.3%)の順だった。

 特に日本は前年比35.7%、モンゴルは同23.9%、タイは同10.8%それぞれ増加した。

 診療分野の比率は整形外科・皮膚科(59.2%)、韓方(韓国の伝統医療、9.4%)、内科(7.9%)などの順で、整形外科・皮膚科の人気が圧倒的に高かった。