金行政書士事務所

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2019年5月31日金曜日

健康保険の外国人加入者97万人 半年以上滞在時に加入義務化へ=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国に在留する外国人が増え、国民健康保険の外国人加入者数が100万人に迫っていることが31日、分かった。

 国民健康保険公団の統計によると、2018年時点の韓国人と外国人を合わせた国民健康保険加入者数は5107万人だった。このうち、外国人と在外国民は18年末現在97万1199人で、全体の1.9%を占めた。

 外国人とは外国国籍を有する人で韓国系外国人も含む。また、在外国民は外国に在留しながらも韓国国籍を維持している韓国国民を指す。

 国民健康保険の加入者は職場加入者と地域加入者に分けられ、会社の従業員や雇用者、公務員、教職員は職場加入者となる。職場加入者とその被扶養者を除いた人は地域加入者となる。在外国民を含む外国人の加入者のうち、職場加入者(被扶養者を含む)が66万4529人で68.4%を占め、地域加入者は30万6670人で31.6%だった。

 韓国に長期または短期在留する外国人が急増していることから、外国人の国民健康保険加入者(在外国民を含む)は12年から18年にかけて67.1%増加した。

 法務部の統計によると、長期または短期在留の外国人数は18年末現在236万7607人で、前年比8.6%増加。総人口に占める外国人の割合は14年の3.50%から4.57%に上昇した。

 一方、政府は7月から、韓国国内に6カ月以上滞在する外国人または在外国民に対し、国民健康保険への加入を義務付ける。

 これに先立ち、政府は18年12月から、外国人と在外国民が地域加入者として国内で国民健康保険の恩恵を受けられる最低在留期間を3カ月から6カ月に延ばした。それまで、外国人と在外国民(職場加入者とその被扶養者を除く)は韓国入国から3カ月以上滞在すれば任意で国民健康保険に地域加入者として加入することができた。そのため、高額の治療が必要になれば短期滞在して国民健康保険に加入し、治療後に出国するというケースが問題視されていた。

在留外国人が昨年末236万人に 中国人が最多=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国に在留する外国人の数が2018年末現在、236万7607人を記録し、前年比8.6%増加した。法務部28日までに公開した統計により明らかになった。

 人口に占める外国人の割合は2014年の3.50%から毎年増加し、4.57%を記録した。100人中4.6人が外国人であることを示している。

 国籍別では韓国系中国人を含む中国が107万566人(45.2%)で最も多い。タイ19万7764人(8.4%)、ベトナム19万6633人(8.3%)、米国15万1018人(6.4%)、ウズベキスタン6万8433人(2.9%)、日本6万878人(2.6%)と続いた。

 また国内で学ぶ留学生は昨年末現在、16万671人で前年比18.9%増加した。14年に記録した8万6000人から約2倍に増えた。

 外国人の不法滞在も増加し、17年の11.5%から18年は15%に増加した。

 関係者は不法滞在が増えた理由について、韓流の影響で留学生や外国人労働者が増加したためと分析した。
2019年5月17日金曜日

7月から外国人留学生の健康保険加入義務化 負担7倍に=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国で7月から、6カ月以上滞在する外国人留学生の国民健康保険加入が義務化されることになり、教育現場では戸惑いの声が広がっている。外国人留学生たちが通常加入する民間保険会社の留学生保険よりも費用が7倍程度高くなるためだ。

 教育部と保健福祉部によると、国民健康保険法の改正に伴い7月16日から、6カ月以上韓国に滞在する外国人は健康保険に加入しなければならない。これまでは3カ月以上の滞在者は国民健康保険に加入できたが、加入は義務化されていなかった。

 韓国の高等教育機関で学ぶ留学生は約14万2200人とされるが、このうち大学で学ぶ約8万6000人のほか、長期の語学研修生などを含め計約10万人に国民健康保険加入の義務が生じる見通しだ。

 保健福祉部は法改正により、外国人も韓国人と全く同じ医療サービスを受けられるようになると説明するが、大学などは負担増を懸念する。

 大学などによると、韓国の大手民間保険会社は留学生向けの保険商品を発売しており、多くの留学生がこれらに加入している。これら商品は年間10万~11万(9300~1万300円)で軽い病気やけがはもちろん、入院時や死亡時に保険金が出る。また、死亡の際の遺体の搬送費や家族の来韓費用が出る保険もある。

 一方、国民健康保険の保険料は1カ月5万6530ウォン、年間67万8000ウォン。民間の保険よりも幅広い医療サービスを受けられるが、20代が大部分の留学生には不要なサービスが多いとの指摘も出ている。

 これに対し、一部の大学は留学生への国民健康保険の加入義務を撤回するよう求める請願を青瓦台(大統領府)のホームページに投稿し、多くの賛同を得ている。

 これを受けて、教育部は「(留学生にとって)民間保険会社の保険の方が便利な面があるので、加入義務化の例外にしてほしいと要請する予定だ」と説明する。

 ただ保健福祉部は「教育部から正式に要請があれば、検討する」としながらも「国会で法改正する際に問題提起されなければならなかった」というのが基本スタンスだ。

 大学側からは教育部がいち早く事態を把握し、説明会などを開くべきだったとする批判の声が出ている。

訪韓モンゴル人客が急増 消費額多く長期滞在

【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を巡り韓中関係が悪化し、2017年には訪韓する中国人観光客が急減したが、最近はモンゴル人観光客の急増が目立つようになり、韓国の観光業界が沸いている。モンゴル人客は「爆買い」で知られる中国人客に劣らず韓国での消費額が多い。

 韓国観光公社は16日、訪韓モンゴル人客数は14年以降の5年間に年平均16.9%増加し、昨年は過去最多の11万3864人だったと明らかにした。

 モンゴル人客の1人当たりの平均支出額は2070ドル(約23万円)で、昨年訪韓した他国籍の観光客のうち最も多かった。平均支出額2位の中国人客(1887ドル)を200ドル近く上回る。個人旅行客のショッピングにかける費用も平均677ドルと、1位の中国(1263ドル)に次いで多かった。

 とりわけ、モンゴルは3000ドル以上を消費する人の割合が訪韓客全体の24%を占め、観光公社が集計した上位20カ国のうちで最も高かった。それだけ富裕層の訪韓が多いことになる。

 また、モンゴル人客の平均滞在期間は20日と、全体平均(7.2日)の3倍近かった。長期滞在のため、支出額も比例して多くなっているようだ。

 モンゴル人客の1人当たりの平均支出額が多い理由としては、旅行先で医療サービスを受ける医療観光の割合が11%と他国の観光客に比べて高いことも挙げられる。

 観光公社は17年にモンゴルの首都ウランバートルに事務所を開設し、モンゴル人客の誘致に取り組んでいる。