金行政書士事務所

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2017年3月27日月曜日

ソウルグローバルセンター 外国人向け出張相談が人気

【ソウル聯合ニュース】ソウル市の外国人支援機関・ソウルグローバルセンターが、平日昼間の訪問が困難な外国人住民のために週末に開いている「出張相談サービス」が好評だ。

 同センターによると、ソウル・鐘路区で12日に開催された相談会に数百人のフィリピン出身の移住民が集まり、約900件の相談を受けた。

 この日は弁護士と労務士をはじめ、ソウル出入国管理事務所、国民年金管理公団、保険会社、通訳、ボランティアなどが参加し、相談サービスを提供した。

 ソウルグローバルセンターの関係者は「今年に入って初めてサービスを行ったからか、普段より利用者が多く反応も良かった」と述べ、「特に(外国人労働者の退職金に当たる)出国満期保険と、国民年金に関する質問が多かった」と説明した。

 同センターは、2009年から1カ月に2回のペースで外国人が多く居住する地域を回り、出張相談サービスを行ってきた。今年は3月から11月までの週末に計15回実施する予定だ。

 携帯電話や超高速通信網の解約などに伴う被害事例が少なくないという指摘により、昨年韓国情報通信振興協会と協定を結び、通信被害に関する相談も受け付ける。

観光市場活性化へ 東南アジア観光客のビザ免除など推進=韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備に反対する中国の報復措置で打撃を受けた観光業界を復活させるため、市場の多角化に乗り出した。

 文化体育観光部は22日に開かれた経済関係閣僚会議で、東南アジアの観光客に対するビザの免除などを含む、観光市場の活性化方策を報告したと明らかにした。

 この日発表された方策は、▼外国人観光客の誘致多角化▼旅行業界の経営上の問題に対する支援▼インバウンド(訪韓外国人)の観光競争力向上▼海外旅行需要の国内旅行へのシフト――など。

 東南アジアの観光客誘致のため、仁川・金海国際空港で乗り継いで済州島に向かう東南アジア(インドネシア、ベトナム、フィリピン)の団体観光客が、ノービザで5日間滞在できるようにする。

 今年下半期(7~12月)に予定されていた東南アジアの団体観光客に対する電子ビザの発給も、5月に前倒しする。

 また、東南アジアと日本の航空路線を拡大し、フィリピン、台湾、モンゴルなどに韓国の航空会社が進出できるよう支援する。

 シンガポール、ベトナム、日本、インドなどで文化観光イベント??を開催して韓国の観光商品をPRし、企業による報奨(インセンティブ)旅行を増やすために団体観光支援を拡大する。

 7月にカザフスタンとモンゴルに韓国観光公社の事務所を新設し、今後観光市場が成長する可能性が大きい市場にも進出する。

 さらに、中国人観光客の減少で苦境に立たされている観光業界に、1000億ウォン(約99億5000万円)台の経営安定資金を支援する。中国専門の旅行会社や貸し切りバス会社など、小規模事業者を対象に特例保証を拡大し、経営難の観光業界に対し法人税や所得税、付加価値税などの納付期間を最大9カ月延長するなど税制上の優遇策も準備した。

 インバウンドの観光競争力を高めるため、個人旅行の誘致にも力を入れる。個人旅行者の消費性向が高い点を考慮し、オンライン広報や差別化したイベントを準備し、伝統文化と医療・グルメなどを結合した韓国式プレミアム観光商品を開発する。

 韓国政府は、外国人観光客の誘致だけでなく韓国人の海外旅行需要を国内にシフトする計画も立てた。毎月1回の「家族とともに過ごす日」とフレックスタイムなどを活用した短縮勤務制を通じて国内観光を奨励し、旅行週間には故宮、山林、美術館、科学館などの入場料を割り引く。

 文化体育観光部の黄明善(ファン・ミョンソン)観光政策室長は、「韓国を訪れる東南アジア観光客の成長率が高い」と述べ、「さまざまなプロモーション(割引イベント)の計画を上半期に前倒しして、観光市場が上半期に安定するようにしたい。東南アジアの観光客誘致において、日本などとの差別化の方法も準備する」と伝えた。
2017年3月9日木曜日

多文化家庭向けサイトがリニューアル 日本語など13カ国語対応

【ソウル聯合ニュース】韓国女性家族部は2日、多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)の韓国生活を支援する情報ポータルサイト「タヌリ」(www.liveinkorea.kr)をリニューアルしたと発表した。

 同サイトは日常生活、韓国文化、育児、就職などテーマ別に情報を提供。農村生活支援、医療機関、韓国語学習などのコンテンツを補強した。

 韓国語、日本語、英語、中国語、ベトナム語など13カ国語でサービスされている。

語学専門家が講師に 韓国語無料学習サイトが話題

【ソウル聯合ニュース】語学の専門家らが外国人や在外同胞に韓国語を無料で教えるコミュニティーサイト「flex韓国語」(band.us/@flexkorean)が話題を呼んでいる。

 昨年9月に開設されたこのサイトには、現在約800人の外国人と在外同胞、韓国人などが学習者やボランティアとして参加している。参加者の国籍は日本、中国、米国、ブラジル、ウズベキスタン、カザフスタン、ベトナム、カンボジアなどさまざまだ。

 韓国語を教えて11年になる広島の講師、チャン・アラ氏が韓国語の学習資料を毎日違うテーマでサイトに掲載すると、他の講師が英語や日本語、中国語に翻訳して提供し、発音を参考にできるよう音声ファイルもアップする。

 講師陣は日本語・英語・中国語の通訳・翻訳家として活躍する語学の専門家だ。

 月~金曜日までのテーマ別学習のほか、土曜日は復習、日曜日は韓国語能力試験(TOPIK)対策問題が掲載される。解答作成と解説には、講師だけでなく日本と中国の韓国語が堪能な現地人と、韓国在住のさまざまな国籍の人たちが参加している。

 サイトを運営するキム・ソンジュン氏は「韓流の影響で海外で韓国語を学ぼうとする人が増えたのに比べ、教育機関が不足し、費用もかかるなどハードルが高いことが残念だったので無料で学べるサイトを作った」と話し、「運営方針を議論し、会員同士の交流を広げるために月1回ソウルで交流会を開いている」と説明した。

 キム氏は韓日両国の企業家・学者・記者などが参加して友好関係を模索する研究会「21世紀研究会」を24年間主宰してきた。

 キム氏は「現在は韓国語学習が中心だが、将来は学習者として参加した会員が母国語の講師として参加し、さまざまな言語を習い、交流できる空間にする計画だ」と話している。