金行政書士事務所

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2017年1月23日月曜日

高齢化進む韓国 65歳以上人口が初めて15歳未満を上回る

【ソウル聯合ニュース】急速に高齢化が進む韓国で、満65歳以上の人口が満15歳未満の人口を初めて上回った。

 韓国行政自治部は18日、韓国に住民登録している人口は2016年12月末現在5169万6216人で、15年末に比べ0.32%増加したと発表した。

 65歳以上の人口は15年末比3.26%増の699万5652人で、総人口に占める割合は13.1%から13.5%に上昇した。これに対し、15歳未満の人口は2.06%減の691万6147人と、700万人を割り込んだ。総人口に占める割合は13.7%から13.4%に低下した。

 総人口に占める65歳以上高齢者と15歳未満青少年の割合が逆転したのは、行政自治部が住民登録統計をシステムで管理するようになった08年以降で初めて。08年には15歳未満の割合は17.2%、65歳以上の割合は10.2%と大きく差が開いていた。

 総人口の73.1%を占める満15~64歳の人口は3778万4417人で、15年末に比べ0.24%の増加にとどまった。

 16年に出生届が出された出生者数は41万1859人、死亡届が出された死亡者数は27万9027人で、これを差し引いた自然増減は13万2832人の自然増となった。

 住民登録世帯数は2129万4009世帯で、1年前に比べ28万2857世帯増加した。単身世帯の増加に伴い、1世帯当たりの平均人数は2.45人から2.43人に減少した。
2017年1月17日火曜日

約2割「自分は社会的最下層」 将来も悲観=韓国統計

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が12日に発表した統計資料によると、所得・職業・学歴・財産などから社会における自身の位置がどこに属すると考えるかについて、6分類中の最下層に属すると答えた回答者が1994年には12%だったが、昨年は約20%に増加したことが分かった。一方で、中間層に属すると答えた人の割合は60%台から53%に下がった。

 位置が高まる可能性について悲観的に考える人が年々増えている。努力によって個人の社会的な立場が高まる可能性について、肯定的にとらえている人は1994年には60.1%だったのに対し、昨年は21.8%に落ちた。否定的にとらえている人は5.3%から62.2%に上昇した。

 ◇女性の大学進学率、四半世紀で倍以上に

 昨年の女性の大学進学率は74.6%を記録し、1990年(32.4%)の2倍以上に増えたものの、経済活動への参加率は同期間に47.0%から51.8%に伸びるにとどまった。

 経済協力開発機構(OECD)に加盟する11カ国と比較すると、韓国の高等教育履修者の割合は45.0%(2014年)で最も高かったが、専門職に従事する勤労者の割合は21.6%で、スウェーデン、英国、デンマーク、フランス、ドイツなどより20ポイント以上低かった。 

 単身世帯の割合は昨年27.2%で1990年(9.0%)より3倍以上高くなった。2035年には34.3%になると予想される。 

 単身世帯を年齢別に見ると、65歳以上が6.4%で2000年(3.8%)の1.7倍に達した。 

 20~24歳の単身世帯は1985年には29.7%だったが昨年は79.3%に、同じく25~29歳では10.4%から63.0%に増加した。

 結婚しても必ず子どもを持つ必要はないと考える人の割合は男性18.6%、女性24.1%だった。10~20代女性は36.4%で最も高かった。 

 結婚しなくても子どもを持つことができると考える人は男性が25.3%、女性が19.8%だった。

今年の外国人観光客誘致 ターゲットは個人旅行客=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部は6日、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相に報告した2017年度(1~12月)業務計画で、今年の外国人観光客の誘致政策は個人旅行客をターゲットとし、高級旅行商品など観光コンテンツの開発に注力すると明らかにした。訪韓観光客は中国人が最多だが、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反対する中国が韓国に対する「報復」として韓国旅行を制限しているとされる。こうした難局を富裕層向けの質の高い観光商品で乗り越えるという意図のようだ。

 文化体育観光部は今年225億ウォン(約22億円)を投じ、「個別(個人)観光客特化政策」を推進する。個人旅行客は団体旅行客と比較すると、他国の旅行会社に支払う送客手数料が必要なく、客単価(1人当たり購買額)も高いため、国内の観光・小売業界の収益増に役立つ。

 政府は上半期中に年度別の個人旅行客誘致のロードマップを完成させ、個人旅行客の需要に応じた観光プラン(半日、1日、1泊2日など)の開発に取り組む計画だ。観光案内資料を標準化してより見やすくし、韓国観光に関するイメージ広告にも190億ウォンを投じる予定だ。

 中国からの個人旅行客を誘致するため、中国のインターネットサイトを通じ韓国の主要なレストランを紹介し、中国の主要ネット通販サイトに訪韓商品の専用ページも開設する。特に上流層向けの高級観光商品の開発を支援する。

 そのほかの国・地域については、それぞれの特性を踏まえたPR活動を準備する。日本からの観光客は2016年に約230万人だったが、今年は250万人誘致を目指す。東南アジアは300万人(16年は約276万人)、中国を除く中華圏も170万人(同161万人)にそれぞれ引き上げる計画だ。

 文化体育観光部は外国人観光客を引き付けることができる観光コンテンツの開発に取り組む。韓国を11エリアに分け観光資源を発掘・開発する「広域観光開発計画」を引き続き進めると同時に、「韓国テーマ旅行10選」旅行地への支援事業を本格化する。テーマ旅行地に計240億ウォンを投じ、観光施設の整備や観光コースの開発、交通の便の改善を行う。

 また、韓国の海岸線と南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)付近をたどる約4500キロの長距離ウオーキングコースの造成に着手する。2019年まで総額91億ウォンの予算を投じる。